生活が大変な学生さんを支援する「食料支援プロジェクト」。富山市五福での取り組みは、3年間ほぼ毎月行って、37回目となりました。始めた2021年9月は、新型コロナの蔓延で、アルバイトが減った学生さんへの食料提供を一番の目的としていました。コロナが落ち着いて、取りにくる学生さんがいなくなったら終了の予定でしたが、一番多かった時期に比べれば少なくなったとはいえ、10月の取り組みにも20人を超える学生さんが来られました。今回は「お米はお好きなだけ」と銘打って開催。3キロのお米を2つ、3つと持っていく方もおられました。最近は、野菜や果物よりも、日用品の方が単価が高いこともあり人気がある印象です。

最近の特徴は、新型コロナの影響ではなく、近年の物価高騰などによって生活が大変な学生さんが多いこと。対話の中で聞かせていただく学生さんの実態では、親御さんの収入も増えない中で仕送りも減り、バイトで生活を支える学生さんが増えています。そこに、電気代や食料品の値上がりで、ますます生活が苦しくなっています。
「仕送りは家賃と学費だけ。食費や水光熱費はバイトで稼がないと」という学生さんが何人も。中には、「物価が上がって、生活に余裕がなくなった」という人も。留学生や院生、就活や卒論で忙しくバイトに入れない学生さんも多いようです。

一方で学生生活を支える奨学金は、日本では実質「教育ローン」に。給付型と貸与型で合わせて月8万円借りている学生さんは、「返済が心配」と話し、返済があるから奨学金に頼らないという人もおられます。対話の中で、世界では授業料は無料の国が大半、奨学金も給付制が当たり前で、教育ローンになっている国はアメリカや日本などごく一部だと紹介すると、驚かれたり、「外国に行ったほうが楽かも」などの声も出されます。
聞かせていただいた声をもとに、学費の値下げや給付制奨学金の拡充、奨学金の返済免除などに制度を切り替えることが大事だと思います。民青とやまは、みなさんといっしょに社会を変える運動にも取り組みたいと思います。
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