8月26日、民青とやまは日中友好協会や、アジア・ラテンアメリカ連帯委員会(AALA)と共同して、毎年恒例の企画、「スタディハイク」を行いました。元高校の歴史の先生だった松浦晴芳さんの案内で、県内に残る戦争遺跡や人権、社会運動にかかわる史跡をめぐる企画です。今年で16回目を迎えました。
今回は、魚津、滑川方面に残る、米騒動のいきさつを伝える史跡を中心に回りました。7月28日に民青主催の企画として行った米騒動を取り上げた映画の鑑賞会の後続企画でもあり、映画の内容が史実と一致しているのかを松浦さんは細かく教えてくれました。
映画でも扱われた米の商店、地主の家など、映画の世界が史実を正確に映しているのだと感じられる点も多々ありましたが、他方で騒動の陣頭指揮をとった女性の性格などは誇張されているそうです。また、映画では具体的な地名は明かされていませんでしたが、米騒動の発祥の地は魚津か滑川か、そもそも本当に富山県が発祥なのかという論争が依然絶えていないことも知りました。
沢山のおかみさんが集結した金川商店やその近隣の家々が密集した路地を歩いていると、米騒動はあくまでおかみさんの普段の生活や交友の延長線上にあったのだと分かります。おかみさん達が共同して家事をする様子も目に浮かぶようでした。
参加者からは、「米騒動の現実は今の沖縄の米軍基地に反対する人たちの運動とも近いなと感じた」「先人たちの進んだ道を見ることで改めて自分たちがやるべきことを考えさせられた」などの感想が寄せられました。


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